映画『ビッグフィッシュ』を観ると、どうしても自分の父のことを思い出して泣けてしまう。
この映画は、父の語る不思議な物語と、それを信じられない息子の話。
なぜ父はそんな話ばかりするのか。
なぜ本当のことを話してくれないのか。
昔の私はこの息子の気持ちに近かった。
映画とは少し違うけれど
横暴で頑固な私の父を強く憎んでいた。
でも自分が親となり、長い時間が経って振り返ると、
父にも父の人生があったのだと少し優しい気持ちで思えるようになってきた。
貧しかった子供時代、戦争の時代を生き、海外で仕事をし、家族を持ち、伴侶を失い、
そして晩年には、病気や介護の時間もあった。
映画の最後、父は川へ帰っていく。
これまで出会ってきた人たちに見送られながら。微笑みながら。
あの場面を見ていると、人生というものは最後にはこんなふうに「物語」として残るのかもしれないと思う。
川に帰っていく大きな魚を見ながら父のことを思う。
他の誰かを思い出しながら観ると、また違う景色が見える映画かも。
映画『いまを生きる』を観て思うこと
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ビッグ・フィッシュ Big Fish
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