空白の未来

22年前34歳の私の過去投稿

2004/05/20

たった数年前のこと。「将来の夢は?」と聞かれると、何も答えられない自分がいた。

同時に、奇妙な光景が目の前に広がる。
星のない宇宙のような真っ暗な空間に、果てしなく広がる無機質な白い床。

その真ん中にぽつんと立っている自分。
凹凸さえない、平らな永遠に続く床。どちらに踏み出せばいいかもわからず
立ち尽くしている自分。
階段でもあれば、その先に何があるにせよ、とりあえずその方向へ歩み出せるのに。

ゴールの景色こそまだ見えないけれど、
今は、色のある、道のある風景が浮かぶようになった。

22年後56歳の私が思うこと

この22年の間にも、世界の色は何度かなくなりかけたけど、そのたび鮮やかに戻ってきた。
道はまっすぐではなく、曲がった先の景色が見えないことのほうが多かった。

それでも1歩ずつ、時には引き返しながら
今ここにたどり着いた。

何度目だろう。
私は今、また分かれ道に立っている。

どの道を選んでも構わないことは、もう知っているから
少しだけ一息ついて、また歩き出そうと思う。

Maktub — 必要な時に必要な事が起きる

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