介護者の苦しみ

22年前34歳の私の過去投稿

Thoughts
2004/04/21

高齢者虐待:1割「命の危険」 加害者の3割は息子--厚労省調査

介護教室に参加した時のこと。
「痴呆のお年寄りにはこのように接しましょう」と
すばらしいお手本が示される。

 それくらい知ってます

と、少し反発を感じた後に、強烈な劣等感と罪悪感が襲ってくる。

 でも、私はできていないじゃないか?
 皆にできることが、どうして私にはできないんだろう?
 もっと、やさしくしてあげるべきなのに。
 私って、なんてだめな人間なんだろう・・。

そう思っているのに、口から出てくるのはきつい言葉ばかり。
父は悲しそうな目をしていた。私は心の中で泣いていた。

理想的な介護について、頭では理解していながらも、
感情のコントロールができなかった。
その後、父はグループホームに入居することができ、
やっと私の笑顔を見せてあげることができるようになった。

介護する家族の苦しい気持ちを表現・発散できる場所が足りないと思う。

22年後56歳の私が思うこと

当時の私は、苦しい気持ちを「発散」できる場所がほしいと思っていた。
今の私は、発散というよりも、
あの頃の出来事を少しずつ言葉にして、意味を見つけ直している。

過去を変えているわけではない。
でも、過去を捉え直すことで、私自身が少しずつ癒されていくことを実感している。

父の介護 ー あの日の「大丈夫です」
Maktub — 必要な時に必要な事が起きる

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