サイコドラマ ー 老いた自分を想像できなかった

21年前35歳の私の過去投稿

2005/02/18

老いた自分を想像できない私。

自分の老いや人生観をあらわしてみるドラマ。
演じた方は、現在と過去、数十年後、そして亡くなった後の自分を
一直線上に並べていた。

私自身のドラマをやる時間がなかったので
一人脳内サイコドラマ。

現在の自分。全速力のポーズ。そんなに悪くない気分。
振り返ると過去の子どもの頃の自分。笑顔は見つからない。
頑張ってくれたその「子」に感謝の気持ちを感じる現在の私。

少し先には大きな壁。その先にあるはずの老いた自分や、死んだあとの自分が見えない。
壁のある年齢は48歳。母の享年。
仁王立ち。怖い表情で立ちふさがる母・・・

と思ったけれど、もう一度、じっくり考え直してみたら
それは母ではなくて自分だった。
自分で人生の終わりを、壁を作ってしまっている私。
その壁の向こうには老いた自分。あの世の自分。そして
笑っている母がいるはず。

なんとかその壁の前にいる自分を変えて、
こじ開けなきゃ。未来を見なきゃ。

と、今回もPositeveな気持ちを感じてドラマ終了ー。

21年後56歳の私が思うこと

今読み返すと、壁を作っていたのは母ではなく自分自身であることに
35歳の私はちゃんと気づいていた。
そのことに少し驚く。

実際、48歳はなんということもなく過ぎていった。
いや、海外で働き、むしろ充実した時間を過ごしていた。

今では、遺影の中の母は私よりずっと若い。
「ああ、かわいいな」
「お母さんも大変だったんだな」
「かわいそうだったな」
そんなふうに思うことも増えた。

あんなに「母が嫌いだった」と信じ込もうとしていたのに。

私は昔から、自分の人生を少しドラマチックに捉えすぎる癖がある。

もちろん、この20年も右往左往してきた。
迷って、怖がって、勝手に壁を作って、また壊して。

でも、ちゃんと48歳を越えて
今もこうして生きている。

サイコドラマ はじめての体験
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